【所長コラム】Amazonで経済の流れを実感!?
2018.03.13
補助金&IT活用セミナー開催
2月15日(木)に当事務所2階セミナー室にて『ものづくり補助金&IT活用セミナー』が盛況に開催されました。
ありがとうございました。
第1部では、ものづくり補助金の制度概要、採択ポイント、申請のコツ。
第2部では、IT活用について、当事務所が行っている社内の情報共有の事例も交えながら紹介させていただきました。
上記セミナーにて説明しましたものづくり補助金制度の公募が開始されました!
詳しくはこちらで説明をしています!
Amazonで経済の流れを実感?
今からさかのぼること6年前。
2012年3月1日 私の著書
『税理士が教える起業・会社経営Q&A』(TAC出版)
が出版されました。
ゴーストライターを使うわけではなく、書籍マーケティング(誰かが書いた本に、名前だけ連ねてもらう営業手法)でもなく、何度も原稿と校正に格闘しながら自分で書いた本です。
出版から3年後のある日、Amazonで自分の書籍の評価をチェックしていた時・・・
『中古品の出品 880円(サイン入り)』
「誰やねん?!僕のサイン本を売ったのは・・・?」(笑)
面白いので自分でポチっとクリックして購入。自分の中古本(サイン入り)を。
調査の結果、流れとしては
1 書籍を定価1,260円で購入した仲の良い先輩にサインを記入
2 その先輩が引っ越しの際に他の大量の本とともにブックオフに売却
3 そこで買った人(おそらく100円?)がAmazonで出品
4 著者本人が発見し、880円払って、自分のサイン本を買い戻す。
自分の本が古本屋に売られ、購入者が、推定100円の仕入れにサイン入りという
付加価値を乗せ880円で出品。
それを著者が発見し、自らが購入。
なんだか経済を回している気がします。
3年前のいい思い出です。
自分のことをネットで検索することをエゴサーチといいますが、
最近話題のフリマアプリ『メルカリ』でも私の著書が出品されており(400円)、
出品者のコメントに「メッチャ勉強になりました。ぜひ、皆さんも独立を(≧∇≦)」
とありました。ちょっぴり嬉しい気持ちになりますね。
6月12・13日は展示会へGO!
第7回 大阪府内信用金庫合同ビジネスマッチングフェア2018に昨年に引き続き出展します。
昨年の模様↓手前が当事務所のブース
出展の目的としては、
(1)自社サービスのPR の他に、(2)顧問先企業のビジネスマッチング先の開拓
(3)自ら出展することによる展示会ノウハウの構築・PR手法の研究、情報提供。
などが挙げられます
取引先の開拓としても、展示会には大いにビジネスチャンスはあります。
皆様のご来場をお待ちしております。
出店している企業のブースをじーっと眺めているだけで、向こうから話しかけてくれて、名刺交換までスムーズに進みます。
我がブースの出展を、営業先開拓、名刺集めに、どんどん利用していただけたらと思います。
【開催日時】
6月12日(火)10時~17時
6月13日(水)10時~16時
【開催場所】
マイドームおおさか 3階展示場
【出展予定 / 目標来場者数】
140ブース/ 6000人
【趣旨・目的】
大阪府内7信金が紹介する「お客様」を一堂に集結した総合展示商談会
「ビジネスマッチング博」
(入場無料・予約不要)
黒字倒産?繁盛閉店?
昨年9月の所長コラムで『盛り過ぎ注意』というネタを書きました。『どのカレーにも唐揚げ何個でも盛り放題無料!』キャンペーンをしていたカレー屋さんで、社員4人で合計70個の唐揚げを盛って食べたという話です。
ただの食い過ぎ話ではなく、本質は、意外と『いい話』も書いています(笑)
未読の方は、HPでもご覧になれます。
https://3-wel.com/column/sc4.html
今月になって、そのカレー屋さんが閉店したことを知りました。ショックでした。
『うちが顧問をしていたら・・・。』と思うと残念です。
(唐揚げ食い過ぎたんちゃうか説はおいといて。)
冗談はさておき、閉店の直接の原因はわかりませんが、
店長から、「バイトが確保できない」。という悩みは前々から聞いていました。
損益計算書上では黒字でも、資金が回らなくなって倒産する『黒字倒産』もありますが、繁盛していても人材不足による閉店。言うならば『繁盛閉店』の可能性もあります。
AIで人間の仕事が取って代わられるとは言われていますが、中小企業ではいい人材が確保できず困っているのが現状です。
どのように業務を効率化し、従来の発想ではない新しい雇用形態を模索し、いい人材を確保するか。企業は、『働き方改革』よりも『人材集め方改革』の必要もあります。事前の計画性を持った人材の確保、万が一、人が抜けた場合でも余裕のもった人材構成ができるよう業務効率化を図っていきましょう。
スリーウェル経営
代表税理士 酒井敏行