所長コラム №29『てきとーな星占い』
2020.12.16
【てきとーな星占い】
12月ですね。今年はコロナ禍の影響で、激動の一年でしたね。ステイホームを余儀なくされた時期は、一日が長かった記憶がありますが、一年を振り返ってみると、あっという間に年末ですね。不思議なものです。
先日ゴルフに行きました。ゴルフは休みの日に年に数回行く程度ですが、よくOBをして、毎回大量のゴルフボールを無駄にゴルフ場に『寄付』してきます。
どうせ、ボールを寄付するのなら、たまたま拾った人に笑顔になってもらえないか?と考え、僕はボールにワンポイントイントアドバイスや占いを書いています。
ただボールを林に打ち込むだけではボールも報われないと思いますし・・・。
ワンポイントアドバイスは、『次のパットは慎重に!』とか、『ドライバーは力を抜いて!』など、プレー中に、はっと我に返るきっかけとなるアドバイスから、
『左ナナメ45度を意識』とか『左足の中指を意識して!』とか、全く意味不明なアドバイスも書いていましたが、
そもそも、隣のホールに打ち込まれてくるボールに書かれてあるアドバイスに、
『だれが従うねん?』という事もあり、最近書いているのは占いが主流です。
昔、Yahoo!などのポータルサイトで載っていた星占いをよく見ていた時に、たまたま発見したのですが、2つの別々のポータルサイトの星占いで、このサイトの獅子座の運勢と、2日後の別のサイトの獅子座の運勢の文言が全く一緒だったのを発見し、これは、『原稿をランダムに使いまわししとるな!ええ加減なもんやな!』という事に気づき、
『どうせ星占いなんて、てきとーなんやし、わざわざランキング付けてビリの人を傷付けたり、悪いこと書く意味はないやん!』
という想いから、僕の『てきとーな星占い』では、悪いこと、不安になることは書かないのがポリシーです。
ゆとり教育で、徒競走で順位をつけない。皆で同時にゴールするなんていう話を聞いたときは『はぁ?』と思いましたが、
占いこそ(どうせてきとーなんやし)順位をつける必要はないですよね。
【将来を見据えた経営を】
来年の運勢だとか、来年の経済予想などが紙面をにぎわす時期になってきましたが、今年のコロナ禍なんて誰も予想できていませんでした。
コロナ禍を新たなビジネスチャンスととらえ、経営努力で業績を伸ばした企業もありますが、やはり業績に多大なる影響を受けた会社の方が多いと思われます。
当事務所でもかなりの数のサポートをさせて頂きましたが、助成金や銀行等からの融資で、なんとか乗り切った企業が多いです。
ただ、来年にはコロナ融資でなんとか延命してきた企業の体力がぐらつき、取引先の倒産等で、売掛金が回収できず、連鎖倒産の波にのまれてしまう可能性もあります。
占いは『てきとー』でいいですが、経営は、しっかりと現状を把握し、将来を見据える事が必要なのは言うまでもありません。
しっかり『数字』を基に、一緒に将来を考えることができるパートナーが大事です。
当事務所には、経営基盤を強化する様々なサポートメニューがあります。来年は将来を見据えた基盤を強化する年に共にしていきましょう!
(代表税理士 酒井敏行)