経営方針説明会のススメ
2019.10.01
経営方針説明会のススメ方
先日、顧問先様の経営方針発表会に参加してきました。
現状分析・経営方針の説明・ワークショップ、外部講演、
ゲームなどを通じて、社員の皆様の意識が一つに向かう流れを感じました。
全社員で会社の方針や強み・弱みを共通認識を持てたとても有意義な会議だったと思います。
当所も企画から参加し、現状分析、データ分析・方針検討、会議作り、当日の講演など、サポートさせていただきました!
その進め方のエッセンスを簡単ですがご紹介します!
1.現状・課題分析
まずは現状を数値で理解することから。
思い込みで現状分析すると間違った課題設定になりがちです。
実際の販売データを調べて、商品別、お客様別、地域別の販売状況を確認しましょう。
また、営業担当ごとの販売状況などの分析も重要です。
大事なのは事実データをもとに現状を理解すること。
販売管理ソフトなどはデータの宝庫です。徹底的に活用しましょう。
2.方針検討
事実データをもとに現状を理解した後は、原因となる課題を特定し、
その改善に向けてどのように対応するかを検討します。
長期の経営計画と整合を取りつつ、今社員の皆様に示すべき方針を検討します。
また、その実行方法を社員を巻き込んで検討するのがベストでしょう。
3.会議作り
伝えることが決まったら、あとはどのように伝えるか。
会議の構成・資料作成、事前相談、説明練習など事前準備が成功のカギとなります。
社内ではうまく伝えられない、伝えにくい内容を、外部の専門家に話してもらう、
ワークショップを実施して社員の一体感を高める、など
ただ「話すだけ」の伝え方ではなく、状況に合わせたアプローチを検討しましょう。
また、キーパーソンには事前に話を通しておくことも重要です。
4.いざ本番!
準備が十分にできたらあとは実行するだけ。明るい・前向きな雰囲気で実施しましょう。
時間配分に気を付けてスケジュールに沿って実施しましょう。
会議の状況や社員の皆様の状況などを写真に収めるなどその時の状況を思い出せるようにしておくとよいでしょう。
一回の開催では社員に伝えきれない・理解してもらえないこともあるでしょう。
定期的に社員に経営層が考えていることを伝える場を設けて、繰り返し行うことが大事です。
会議後は振り返りを実施し、次の会議に活かしましょう!
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