【所長コラム】新事業を考えるマトリックス図
2019.07.01
行政書士業務 はじめました
スリーウェル経営 行政書士事務所
(代表 行政書士 酒井敏行)を開設いたしました!
事務所の場所は、税理士事務所と同じ場所ですので、
単純に取扱業務が増えたという事になります。
行政書士は、行政書士法(昭和26年2月22日法律第4号)に
基づく国家資格者で、他人の依頼を受け報酬を得て、
役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、
遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。
よく混同されるのですが、法務局に提出する登記は司法書士。
行政書士は、官公庁(大阪府庁や市役所など)に提出する
申請などの書類の代理を行います
建設業許可申請、経営事項審査、産業廃棄物収集運搬業の許可
などが最近の実務実績です。
“何でも相談できる事務所”を目指しておりますので、
行政書士業務もご依頼ください。
また、連携している弁護士、弁理士、司法書士、
社労士など他士業の紹介もできますので、
何かお悩みがあれば、まずはスリーウェル経営までお願いします!
写真家デビューしました
酒井敏行個人で、『写真家150人の一坪展』という写真展に出展しました。
写真?そんな趣味あったん?写真展に出すってそんなにすごい写真撮るの?
と謎だらけの写真家デビューですが、この写真展は誰でもエントリーでき、総勢150人の写真家が、
大阪市内の7つのギャラリーに分かれて、同時期に展示されます。
テーマも枚数も縛りなし。約一坪の自分の与えられたスペースに自由に展示できる。
参加費1万円。
つまり1万円で写真家を名乗れる!(笑)
150人の写真家がいれば150通りの写真があり、多くの来場者が来られました。
写真展に出す!と言うと、たいそうな感じがしますが、誰も発想ときっかけがなかっただけで、
何事も情報のアンテナを張っておくことと、一歩踏み出す勇気ですね。
新事業を考えるマトリックス図
これは、お客様から新事業について相談を受ける際に、私がよく書く図ですが、
本業以外の収益の柱が欲しい、新しい事業を何かしたい、
という漠然とした相談を受け、一緒に考えることがよくあります。
何をしたらいいのか、できるのか。
とりあえず、やりたい事、出来そうなことを書き出す、口に出す。
それを、この図のどこに位置するのかを考えて、漠然と出たアイデアを冷静に分析し、
◎・〇・△のどの領域に手を出すか、実現可能性と戦略を練ります。
◎【既存商品 × 既存市場】
既存の商品・サービスを、まだ利用されていない既存のお客様に提案する。
小さいところでいえば、コンビニにドリンクを買いに行ったのに、
レジの横にあったお菓子を買ってしまったようなケース。
お菓子コーナーにはわざわざ行かないが、レジの横で見てその商品を知る。
いかに、実はやってるサービス・商品・魅力を、いかに既存のお客様にもっと知ってもらうか。
既存商品の魅力の掘り起こし、既存市場にもっとアピール!
意外とこれができていないところが多いです。
〇【新商品 × 既存市場】
新しい商品・サービスを、今のお客様に提案する。
今回、私が行政書士の資格を取ったのもこの領域にはいります!
建設業許可申請などの申請手続き(新商品)を、今まで他に依頼していたお客様に、
うちでもできますよ!と提案していく。うちで扱う生命保険も当初ここに入りました。
ただ、保険に関しては、確定申告や決算の資料を見ていると、
お客様があまりにも、保険屋さんに言われるがまま、効率の悪い保険に加入しているのを見かねて、
保険の相談にも乗れるようにしたというのが経緯ですので、積極的な売込みはしていませんが。
〇【既存商品 × 新市場】
今の商品・サービスを、新しい顧客に提案する。
飛び込み営業であったり、紹介であったり、広告宣伝であったり、
いかに見込み客と接触する機会を得られるかが重要。
口コミや紹介、人脈づくりやHPなどの広告宣伝、
将来に向けての地道な種まきが、のちに花開くことも多くあります。
△【新商品 × 新市場】
新しい試みを、何のつてもないところに飛び込んでアピールする。
これは一番リスクが高い。
ビジネスにおいては、自社の強みを応用できるのか、勝機があるのか、
慎重に判断が求められるところである。
通常のビジネスでは手を出しにくい領域であるが、
そこをあえて、プライベートで挑戦してみた。それが写真展の出展です。
写真展出展の戦略
・いかにインパクトを与えられるか
・他の写真家と同じ土俵では勝負しない
なぜかテーマは『広辞苑映え』
広辞苑と一緒に名所で写真を撮ったらウケがよかったので
シリーズ化した広辞苑映え写真を中心に、11枚掲示しました。
厳しい写真家の方々は、デジカメで撮った写真なんか写真じゃない!とおっしゃる方もいるみたいですが、
「画質よりも撮る楽しさを!」をモットーにし、あえて画質では勝負しないことを明確化しました。
作品の解説やプロフィールを300字以内で掲示してもいいというルールでしたが、
私以外の他の写真家さんは、ほぼ誰も載せていませんでした。
写真家には目立ちたがり屋が少ないのか、写真に言葉はいらない!という事なのか。
写真に言葉はいらない!の正反対に位置する文字ばかりの広辞苑と一緒に撮った写真の数々…。
来場者に「なんじゃこりゃ?」と違和感を持ってもらえれば勝ちだと思って出展した写真展。
結果、多くの方々に立ち止まって頂き、なんで広辞苑?こんな撮り方あるんですね、
これコピー用紙ですか?などなど、多くの方から一番インパクトがあったと言って頂けました。
代表税理士・行政書士 酒井 敏行