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所長コラムVol.26『挑戦をあきらめた時に老いていく』

2020.09.02


踏み出せばその一足が道となる

『人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に、年老いていくのだと思います。』

この言葉は、アントニオ猪木さんの引退式でのスピーチで、冒頭のこの言葉の後に、
『この道を行けばどうなるものか~』という『道』の詩につながります。

僕はこの『道』の詩とともに、一語一句暗記しているほど、
この時の猪木さんの言葉に心を打たれました。
引退式は、1998年4月4日の事です。
このころ僕は大学4年生。両親に無理を言って、
大学を休学して1年間オーストラリアに、武者修行に行かせて頂きました。

誰も頼る人もいなく、一人で海を渡って、現地でたくさんの友達ができ、
野宿やヒッチハイク、バナナ農場での就労、その他危険な目にも多々遭いましたが、
1年をかけてオーストラリア大陸を一周しました。
人生の中で一番濃い1年を過ごし、
これを経験したら何をやってもできるやろという、
根拠のない自信が一番の収穫でした。

でも、何が一番大変だったかというと、
『オーストラリアに武者修行に行く!』と決める事が一番大変でした。

帰国後には大学の友達は皆卒業していない。
不安もある中、今ある生活をすべて捨てて海外に渡る決心。
これが一番大変でした。

帰国直後に猪木さんの引退試合があり、自分が武者修行で得た事がリンクされ、
この言葉にいたく感銘・共感を受けました。この言葉は自分の『人生訓』にしています。

社労士試験を受けてきました

猪木さんは言いました、挑戦をあきらめた時に、年老いていくと。
僕はまだまだ若々しくありたい。
まだ結婚もしてないし、こんなところで老け込むわけにはいきません。

昨年は、宅地建物取引士(宅建士)にチャレンジし、合格しましたが、
今年は、8月23日に、社会保険労務士(社労士)の国家試験を受けてきました。
この一か月間は、仕事以外は、通勤で講義を聴いたり、
朝も夜も休みの日もお盆休みも勉強漬けで、めちゃめちゃ勉強しました。
普通は9月頃から1年先の8月の試験に向けて
基礎から勉強を続けるカリキュラムが、各受験専門校で組まれていますが
僕の作戦は、独学で、1か月短期集中!
試験1か月前になると、残念ながら受験を断念した方々
(今年はコロナの影響もあるでしょう)が、
テキストや問題集を、フリマアプリのメルカリで売りに出しています。
そのテキスト等を安く買い漁りました。
買い漁ってる時に、先月号でも紹介した
『僕のサイン入りの自分の著書』が出品されているのを発見してしまったのですが。
(詳しくは先月号の所長コラムVol.25で)
社労士受験の専門学校は、10社くらいあり、
各校にカリスマ的な受験指導に長けた先生がいて、
予想問題や、見やすいテキスト作りに、各社しのぎを削っています。
その各社の社運を賭けた予想問題や、総復習まとめ講義などを
メルカリでゲットして、『いいとこどり』をする作戦です。
どの学校のテキストが見やすい、どこの先生が熱心だ、わかりやすいとか、
かなり情報を蓄積できたので、これから社労士を目指す方にはいくらでもレクチャーできます。
お友達や、お子さんが何か資格にチャレンジしたいという場合は、
社労士はおススメです。会社員でも人生に役に立つ知識です

税理士試験と社労士試験の違い

税理士試験は、記述式で2時間の試験中に、
ほぼ白紙の解答用紙(B4のでかい紙)5枚くらいに、
計算式を書いてひたすら税金の額を計算していく【計算問題】と、
ほぼ線しか入っていないB4のでかい紙5枚ほどに、
問われた法律の条文をひたすら書きまくらなければいけない【理論問題】で構成され、
この試験を受けるには、どこが問われるかわからない
膨大な量の税金の法律を丸暗記して臨まなくてはなりません。
こんな試験、二度と受けたくありません。
しかも税理士は、5科目合格しなければならないので、1年に1科目ずつ順調に合格しても5年。
しかしそんな順調な人はほぼいなくて、
合格率ほぼ10%の試験を2年に1科目受かるペースでも10年。
左手で電卓を叩き、右手は試験時間中ずっと何かを書き続けないと時間が足りません。
それに比べ、社労士試験はマークシート!
そして、試験も1回だけ。
税理士みたいに5回も合格しなくてもいい。
ただ、一日の試験時間がとにかく長い!
1回の試験の中で『労働基準法』『労働安全衛生法』『労災法』『雇用保険法』『労働保険徴収法』『健康保険法』『国民年金法』『厚生年金法』『一般常識』と、試験範囲が広く、どの法律の話なのか頭が混乱する。
午前中は80分で、文章の空欄を、語群の中から選ぶ【選択式】40問
午後は210分(3時間半!)で、1問につき5つの文章の中から、
正しい(又は間違っている)ものを選べ。という【択一式】が、70問
1問あたり5つの文章×70問で350個の文章を読んで、
一つ一つの文章が正しいか、間違っているのか、判断をしていかなければなりません。
もちろんヒッカケもわんさか。数字を入れ替えたり、文中にも罠がいっぱい。
じっくり正確にそして、膨大な量の問題にスピーディーに解き進めなければいけません。

常になにかに挑戦していたい

今回、専門学校で社労士受講生数人と話す機会があり、
そこで職業を聞かれ、「税理士です。」というと、非常に驚かれました。
「税理士だけじゃ食えないのか?」と思われたかもしれないが、
食えてるかどうかは、僕の体を見たらわか・・・。もとい、
僕なんて本当にまだまだですが。
最近、社労士業務へのニーズも増えてきて
税理士と社労士の両方の仕事ができれば、うちの事務所は【最強】になれます。

オーストラリアの武者修行で培ってきた根拠のない自信が発動し、
ノリノリで勉強は進みました。本試験終了時点では、
『けっこうイケんちゃうか』と思いましたが、
悲しいかなマークシートなので自己採点ができてしまうので、
復習をすればするほど、ミスや間違いが見つかり、
なんともビミョーな結果になりそうな気もしますが、
チャレンジしてよかったと思います。
何年もこの資格を取るのにこれからの人生を賭けるか?と言われると、
他に挑戦したい事が山ほどあるので明言を避けますが。

今回のチャレンジで、労働基準法だとか、
業務災害が起きた場合の労災だとか、傷病手当、失業手当、
介護休業、育児休業だとか、健康保険、将来の年金のしくみ等、
知らない事、お客さんへのアドバイスに使える事、たくさん勉強になりました。

誰かうちのスタッフが社労士の資格を取ってくれたらいいなぁと期待しています。
なにも資格を取らなくても、日常生活において、ダイエットでも、
子育てでも、積極的に仕事で新たな知識を得るとか、
新たな趣味を始めるとか、なんでもいいので、
『歩みを止めた時』、『挑戦をあきらめた時』に、
『年老いていかないように』アンチエイジングも兼ねて(笑)、
常に、なにかに挑戦していきましょう!

(代表税理士・行政書士 酒井敏行)

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