会社の規程を作っていますか?
2020.02.28
企業の社内規定には様々なものがあります。
賃金規程、退職金規程、出張旅費規程、慶弔見舞金規程、
介護休業規程、賞罰規程、個人情報管理規程など。
税金面では、退職金規程、出張旅費規程、慶弔見舞金規程が重要です。
規程があれば全て費用と認められるわけではありませんが、
規程がなければ各費用の支出根拠が曖昧となり、否認される可能性が高まります。
そこで今回は使用されることの多い出張旅費規程を取り上げます。
出張旅費規程作成によるメリット
① 出張旅費精算の手間が削減できる
距離や役職で固定金額を定めることで精算の手間を省略可能
② 日当には所得税がかからない
会社が従業員にお金を支給すると所得税が課税されますが、
日当であれば所得税はかかりません。
③ 税務上の否認リスクが減少
規程において適切な設定がされていれば、
税務調査において否認される可能性が少なくなります。
規程運用のポイント
・役員を含めた全従業員を対象とすること
・距離や役職により利用する交通機関やホテルのクラスを決定し、
その 支給金額が同業他社の金額と比較して高すぎないこと
・出張旅費精算書を作成し、支給の根拠を残すこと
社内規程のことでお困りの時は、スリーウェル経営へご相談ください
スリーウェル経営 酒井・津田税理士事務所
枚方市津田東町3-14-2
TEL 072-859-5880