家賃支援給付金(予定)
2020.07.07
5月の緊急事態宣言の延長等により、 売上の減少に直面する事業者の事業継続を下支えするため、 地代・家賃(賃料)の負担を軽減する給付金が支給されることとなりました。
より詳細な条件等は発表されていませんが、7月中には申請可能となると思われます。今から申請に向けて準備をしておきましょう。
支給対象(①~③すべてを満たす事業者)
① 資本金10億円未満の中堅企業、中小企業、小規模事業 者、フリーランスを 含む個人事業者であること
※ 医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉法人など会社以外の法人も 幅広く対象です。
② 令和2年5月~12月の売上高について
・1ヵ月で前年同月比▲50%以上 または、
・連続する3ヵ月の合計で前年同期比▲30%以上 となっているこ
③ 自らの事業のために占有する土地・建物の賃料を支払うこと
給付額
法人に最大600万円、個人事業者に最大300万円が一括支給されます
算定方法:申請時の直近1ヵ月における支払賃料(月額) に基づき算定した給付額(月額)の6倍
経済産業省から「よくある質問」が公開されていますので、ご紹介します。
Q1:申請に必要な書類を教えて下さい
A1:今後、追加・変更の可能性がありますが、以下の書類をご用意いただく予定です。
① 賃貸借契約の存在を証明する書類(賃貸借契約書等)
② 申請時の直近3ヵ月分の賃料支払実績を証明する書類(銀行通帳の
写し、振込明細書等)
③ 本人確認書類(運転免許証等)
④ 売上減少を証明する書類(確定申告書、売上台帳等)
Q2:どのようなタイミングで給付金を申請できますか?
A2:申請開始後、売上減少月の翌月~2021年1月15日までの間、いつでも申請できます。
(なお、給付額は申請時の直近1ヵ月における支払賃料に基づき算定されます。)
Q3:給付率1/3の上乗せ分が適用され、給付額(月額)の上限が100万円 や50万円になるのは、複数店舗を有する事業者だけですか?
A3:支払賃料が高額な事業者であれば、有する店舗数が1つであっても適用されます。
Q4:自己保有の土地・建物について、ローンを支払中の場合は対象ですか?
f1edc7A4:対象ではありません。
Q5:個人事業者の「自宅」兼「事務所」の家賃は、対象ですか?
A5:対象ですが、確定申告書における損金計上額など、自らの事業に用する部分に限ります。
Q6:借地の賃料は対象ですか?
A6:対象です。なお、借地上に賃借している建物が存在するか否かは問いません。
(例:駐車場、資材置場等として事業に用している土地の賃料)
Q7:管理費や共益費も賃料の範囲に含まれますか?
A7:賃貸借契約において賃料と一体的に取り扱われているなど、一定の場合には含まれます。
Q8:地方自治体から賃料支援を受けている場合も対象ですか?
A8:対象ですが、給付額の算定に際して考慮される場合があります。
具体的な対象範囲や申請方法、申請開始日などの詳細は未だ明らかになっていませんが、決定次第またご案内致します。
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