【所長コラム】⾃動販売機から⾒るリバーシブルビジネスとは?
2017.07.10
スリーウェル経営 代表の税理士 酒井敏行です。
所長コラムと題しまして、皆様のお役に立つような情報発信や
日々の税理士としてのたくさんのお客様と接している中での「良い気づき」などをお届けしています。
今月号もよろしくお願いいたします!
つめた〜いホットなココア!?
自動販売機の『つめた〜い』コーナーにあるホットココア。
どっちやねん?!100円均一の自販機なので、
この熱い日差しの中、ホットなココアをあえて、飲まないといけないのか?
または、ホットといいながらのつめた〜いココアなのか?
もしくは、どっちやねん?!と興味を引いた人向けのマニアック商品なのか?
ひやしあめ、おまえもか・・・
この通称『どっちやねん?!ココア』についてfacebookで投稿したところ、なぜか突然のブレイク?!により、投稿した日の夜には完売となった(完売後に追加された商品は、普通のつめたいココア・・・普通やん。。。)ので、今度は『ひやしあめ』を買ってみました。出てきたのは、まさかの『あめゆ』
あめ・・湯? またホット商品なのか・・・。
この『あめゆ』、ひっくり返すと、『ひやしあめ』と書かれていました。
まさかのリバーシブルのカンカン!
カンカンには、『夏には冷やしてひやしあめ、冬には温めてあめゆとして、お飲みください』との記載がありました。一つのカンカンでダブルネームの夏冬兼用。うまく考えてあります。
リバーシブル・ビジネス
これをビジネスにも応用できないか?!
たとえば、異業種のリバーシブルチラシ。
チラシを作成しても裏の⽩紙はもったいないので、
両面で表は物販業、裏返せばサービス業といった異業種のコラボチラシ。
片面をみて、税理⼠?興味ないわ・・・。と思われても、
ひっくり返せば、裏面にはうちのお客様のチラシといったようにすれば、
どちらかで有益な情報がお伝えできるかも知れません。
また、最近の洗練された企業では、フリーアドレス(自分の固定席のない)のオフィスも増えてきています。
日中は飲食店の客席で社員はノートパソコンを置いて仕事をし、個室では来客と商談をする。
夜になればパソコンをしまい、そのテーブルに七輪をおいて焼⾁屋になる。
『⼣⽅までは税理⼠事務所として、夜からは焼肉屋として営業。』
こんなリバーシブルな企業が現れるかもしれませんね!
ヒト・モノ・カネというリソース(経営資源)をいかに有効に活用していくか。
リバーシブル・ビジネス。
いろんなヒントがあります。
(代表税理⼠ 酒井敏⾏)