経営者が後継者に学ばせるべきこととは?
当事務所も開業から約40年経ち、開業当初から関与させていただいているお客様にも世代交代を行われるお客様が増えてきました。創業者のお客様から「長期的な目線で後継者に育成を手伝ってほしい」とよく相談を受けます。
後継者の方は、明日から社長と言われても、すぐには社長としての仕事ができるわけではありません。なぜなら、業務経験は豊富でも経営の経験が少ないケースが多いからです。
偉大な創業者の事業を引き継いで、会社を大きくしたいと意欲を持たれている後継者の方はたくさんいらっしゃいますが、経営者として何を見たらよいのか経営の勘所がわかりません。
以下のような知識・経験が不足しているからです。
- 経理・財務・税金に関する知識・経験
- 人事・労務に関する知識・経験
- 経営管理に関する知識・経験
創業者の方がじっくりと教えることができればよいですが、全体を網羅的に体系立てて教える時間がないケースが多く、実務の中で、その都度部分的に教えていく、というのが現状だと思います。
スリーウェル経営では、継続的に関与させていただいているお客様に「後継者育成」という観点から後継者育成をサポートさせていただいています。
後継者育成プラン(例)
1.経営会計塾
経営会計塾では、経営に関する会計知識を押さえていただきます。この講義では、自社の決算書をもとにテキストを作成しますので、後継者の方は自分の会社を決算数値で客観的に知ることができます。経営していくうえでどの数字をどのように見なければならないのかを、あなたの会社の状況に合わせて考えます。
さらには、その会社数字を活かして、将来のどう予測するか、その方法をお教えします。
2.経営会計支援
経営会計塾にて、会社の状況や数値の見方、活かし方、将来の予測の仕方がわかれば、その後は、会社への想いを数値として落とし込む経営計画の作成です。
現状を知るだけでは経営は変わりません。計画という目標を立てて、その計画との差分を課題として認識して、課題の対応を毎月繰り返していくことが重要です。
この繰り返しが会社を強くし、後継者を真の経営者に変えていくことになります。
スリーウェル経営では、あなたの会社の状況に応じて最適なプランをご提案します!