所長コラム №30『2021年は事業再構築を考える年に』
2021.02.03
【2021年が始まりました】
2021年が始まりましたね。
コロナ禍の緊急事態ムードの中で、あまり世の中的にも、新年おめでとうー!という感じではない幕開けでした。しかし、どんなご時世であれ、我々は、変化に対応し、前向きに進んで行くしかありません。
もう四半世紀も前になりますが、阪神大震災がありました。数年前には関西でも大きな台風や地震の被害もありました。猛暑、寒波、異常気象・・・。
そんななか、このウイルスによるパンデミックとインフォデミックは、だれも予想できていませんでした。
雨、風、地震、ウイルス・・・次に怖いのは僕は通信障害かなと思っています。
戦争で兵器でドンパチやる時代は変わってくると思います。相手の国の通信をバチっと切るだけで、大混乱を起こせます。
以前、うちの近所の交差点の信号機が壊れただけで、大混乱でした。大勢の警察官が交通整備にあたっていました。交通量の多い交差点で、信号機が壊れてるなんて恐怖以外何物でもありませんでした。
やれ、クラウドだ、テレワークだとか言っていますが、webで便利になればなるほど、通信障害が怖いですね。と言ってもビビってては進めないので、文明の利器はどんどん利用・活用して、時代の変化に対応していく必要があります。
通信といえば、今年から使用するスマホをリニューアルしました!
なんと!折り畳みの二画面スマホです!
【スマホは二画面の時代に?】
縦でも横でも使え、左右の画面で別々のwebサイトを表示したり、右でYoutubeを見ながら左でLINEやfacebookを見る、地図を見る、エクセルで入力、調べものしながらメールの返事、などなど、2画面を使っての活用方法は無限の可能性があります。
二画面を使うメリット
うちの事務所では全従業員のパソコンは、10年以上前からダブルモニタの2画面です。
エクセルを開きながら弥生会計を入力。
片方の画面で資料を見ながら、もう片方の画面で入力と、作業効率が全然違います!
その作業効率をスマホにも導入しました!Webサイトを大画面で見ることも可能です。
パソコンで見るのと変わりませんね!地図だってこんなに大きく表示されます。
高いんじゃないの?とよく思われますが、機種代金は最新iphoneの上位モデルの半額以下です。また気になる重さも、普段使いで重いと思った事はなく、使いやすいです。
ドコモの『LG VELVET』という機種です。昨年末に発売されたばかりで、まだ全くブレイクはしておりませんが・・・。
【革新に対する安心と挑戦】
二画面スマホは、調べものしながら、メールを書いたり、地図を出しながら横の画面で検索するなど、可能性は無限大ですが、「おっ、二画面いいな!」と飛びついても、最初は興味本位でいろいろ触るが、途中からは、活用できず結局1画面しか使わないんちゃうか?なんて事を皆想像しますよね?
ご安心ください。
ケースから取り外せば、普通の1画面スマホとして使用可能です。しかも軽い・薄い!
後でも述べますが、新しいことに挑戦して、誰も持っていない2画面のスマホにしたはいいが、ずっと二画面を持ち歩くとなると、それが足かせになってしまわないか?
1画面のほうがよかった。と後悔するのではないか?という『変化に対する不安』が、改革する事の足かせとなったりします。
元の心地よかった1画面生活に戻せる安心感を備えつつ挑戦する。そういうことまで考えて、この二画面スマホを買いました。
【事業再構築補助金】
二画面スマホがこれからの新しいカタチになるのかどうかは別として、コロナ禍の一年で生活様式がガラリと変わりました。
今のあたりまえが当たり前じゃなくなる時代に、どう対応していくのか?
貴社のビジネスモデル(事業)をこれからの時代にどう対応させるか、その体制をどう創っていくか(再構築)。それにかかる設備投資を支援する補助金が創設される予定です。(令和2年度3次補正予算が通ればの話ですが。)
2021年はこの補助金を念頭に、自社のビジネスモデルの再構築を考えていくきっかけにされてはいかがでしょうか?
この補助金を獲得する為には、一定の要件に該当し、事業計画を『認定経営革新等支援機関』と一緒に策定し、審査に合格し、設備投資を行う必要があります。
なので、この補助金は申請書出したらホイと、簡単にお金がもらえるものではありませんが、一般枠では計画にかかる経費の2/3が補助対象となり、補助額も100万円~6000万円と大規模になる見込みです。
補助対象経費は、建物費、建物改修費、設備費、システム購入費、外注費、研修費、技術導入費、広告宣伝費・販売促進費等が対象となる予定です。
事業再構築とは?、自分のビジネスでは何が当てはまるのか?参考例は次ページ以降に掲載しておりますが、
『認定経営革新等支援機関』に認定されているスリーウェル経営と一緒に、新しいビジネスモデルを計画していきましょう!
この手の補助金が出ると、よくあるのが、「補助金が出るのでこの商品や設備を導入しませんか?」という売り込みです。
営業の売り込みをきっかけに、補助金目当てで設備導入しても、その後のランニングコストがかかったり、リースやら契約やらで今後の足かせになったり、損をする場合もあるので、慎重な判断が必要です。
あくまで、経済社会の変化に対応するための、事業再構築について考えるきっかけにして、その先に設備導入が必要なのか、いくらかかるのか、採算が合うのか、計画を考える事が重要です。
そして新たな挑戦をしても、元に戻れる安心感、つまり、本業の更なる発展、安定についてもしっかり考えていく事が大事です。
『認定経営革新等支援機関』であるスリーウェル経営にサポートはお任せください
(代表 税理士 酒井敏行)